9月21日(月) Waipio 渓谷ツアー ヒイラベの滝へ

2016年01月02日 16:08

腹ごしらえを終え、いよいよ今日のメインの Waipio 渓谷ツアーへ。

受付の事務所がわかりづらい場所の為か、申込み後にとても詳しいルートの説明メールが届きました。

それを頼りに 車を走らせ、Waipio Valley Artworks に到着。

乗客は、カナダの新婚カップルと私たちの4名、ガイドのDouglas の運転で、いざ出発!

さすが、レンタカーでは無理と言われる 細い急な坂道をゆっくりと下っていく。

ここで育ってWaipioを知り尽くしているから大丈夫と言うDouglas、ひとつ間違えば谷底へ

転落してしまいそうな道・・・

渓谷を降り始めるとすぐ津波の際の避難レベルを表す標識が。

1946年、この辺一帯はすべて 大津波に襲われたそう。

それでも、この渓谷のマナに守られ、一人の死者も出なかったそうな。


Waipioは、ハワイ語で ’曲がりくねった水’ という意味。

この 曲がりくねった Waipio川が渓谷の中を 蛇行している。 

「この渓谷にあるものは、全て野生なんだよ。馬も果物も花も全て。」

この渓谷を愛してやまないDouglas の熱弁が続く... 野生の馬やダブルハイビスカスには車を停めて。

そこへ何と、真っ赤な車が、かなりのスピードでシャトルの横を。

穏やかだったDouglas の顔がみるみる怒りの表情に変わり、「待て」と。

停まったドライヴァーに対して、Shaka sign (あのこぶしを握って親指と小指を立てる Hang loose のサインです) をしながら、この渓谷の大切さを説き、

ゆっくり走れと大声で叫ぶ。

(WIKIPEDIAより 画像引用)

わー、ハワイでは、こんなときにも Hang loose なのですね・・・

アメリカ本土では、中指を立てるような あの状況でのあの形相での Hang loose に、何だか胸が熱くなってしまった私でした・・・

その後、谷底で車を停めていた私達の所に、その赤い車のドライバーがわざわざ車から降りてDouglas の元へ。

「先ほどは悪かった。反省しているよ。この素晴らしい Waipio を守り続けてくれ。」と、握手を求めに来ていました。

すごいなぁ、Hawaiian spirit ...

途中、車を停めて 眼の前で作って見せてくれた Laulau

そう、皆で踊る Hukilau にも出てきますよね。 こうして、ティーの葉にタロイモやお魚を混ぜてくるんで蒸すそうです。

そして・・・ ついに・・・ お目当ての ヒイラベの滝が見えてきました・・・

ヒイラベは、ここまで来ないと見ることができないとのことで、私はもうただただ感激。

Woo、ここで踊りだしたい位・・・

思い起こせば、この曲を習ったのは、もう10年以上も前・・・

ちょうどインストラクターを始める少し前の頃で、フラに どんどんどんどん のめり込んで行った頃を思い出して、本当に感無量でした。

私にフラをいちから教えてくださったT先生、先生に出会えたから今もこうしてフラと一緒にいることができています、

本当にありがとうございます。改めて感謝の念が湧き上がり、初心に立ちかえったひとときでした。

’ ヒイラベよね?’ の私の一言に ’フラをやっているのか! 僕の母も ホノカアで フラを教えているよ。

今日も 5時頃まで やっているから、 このツアーの後に行って 会ってきたらいいよ」 と言ってくれたDouglas.

結局 時間の都合で訪ねることはできませんでしたが、Hiilawe と言っただけで フラをしているとわかるなんて、

やはり フラをやっている皆さんは、ここまで この滝を見に 訪ねて来られるのですね。

その後、通常なら もっとこの滝の近くまで行けるようですが、昨日の大雨のせいで、川が増水。

ここへ来るまでにも、かなりの水嵩の川をシャトルで渡って来ましたが、さすがの Douglas も、断念。 

「今日は、ここまでにしておこう。」と やむなく 引き返すことになりました。

道中、車を停めて 採ってくれた 野生の 果物たち。

左上が ホワイトグアバ、その右から時計回りに スターフルーツ、オレンジ、ピンクグアバ、オレンジ。

真ん中のプルメリアは、ホテルの庭に落ちていたものです。

ホテルに戻って カット & 試食。 ダブルハイビスカスは、枯れてしまいましたが・・・

どれも 野生のお味がしました♪

帰りに立ち寄った Waipio Lookout からの景色

頭の中は クムの ’Waipi'o Paeaea' の曲で 一杯。

ああ、皆で踊りたい曲が た~くさん!!


Douglas の 早口英語に 理解に窮するところが多々あったという夫は、疎外感を感じたと言っておりましたが、

フラをされている方、特に Hiilawe や Waipio の 曲を習われている方には、

このツアーは、本当にお勧めです。 ハワイ島まで お越しの際は、是非!

Waipio valley shuttle, 日本語で 予約可能です